13歳から83歳まで通う、十日市のアットホームサロン ― 美肌脱毛サロンMerry・甲斐 悠太郎さん
高級感あふれるお店ではなく、誰でも気軽に来られるアットホームなお店を。広島・十日市で「美肌脱毛サロンMerry」を営む甲斐さんは、施術に来るというより、話をしに来る人が多い」と笑う。エステ歴50年の師匠との出会い、人脈が尽きた先に実った紹介の輪、そして「HERMESやLOUIS VUITTONではなく、しまむらやユニクロに行く感覚で通えるエステ」というコンセプト。美容の間口を広げ続ける挑戦者に話を聞いた。
平均年齢37歳、最年少13歳、最年長83歳のサロン
――まずは自己紹介と、お店のエリアやターゲット層を教えてください。
美肌脱毛サロンMerryの甲斐です。お店は十日市にあるので、その周辺がメインのエリアになりますが、遠いところだと呉や西条から来てくださる方もいます。
――年齢層や、多いお悩みはありますか?
自分の友達系のお客様が多いので、自分が35になることもあって、30代の方が中心です。平均年齢は37歳ですが、一番下は13歳、一番上は83歳くらいの方まで来られていて、本当に幅広い年代の方にご利用いただいているサロンです。
ニーズでいうと、脱毛から始めた人が、気づいたらエステに移ってきている。ということがよくあります。

サラリーマン、営業マン、そしてエステの世界へ
――お店を始められて何年になりますか?
今、丸3年で4年目です。2023年3月21日がオープン日でした。
――それ以前はどんなお仕事を?
4年ほどサラリーマン生活をした後、個人事業主として営業をいろいろやっていた期間が5年間くらいありました。そこからエステに移るきっかけがあって、この世界に入りました。
人生を変えるきっかけをくれた、エステ歴50年の師匠
――エステ業界に入ろうと思われたきっかけは?
個人事業をやる中で、いろいろな人と会ったり、紹介されたりすることが多くて、その中でエステの師匠に出会ったんです。その方はエステを50年くらいやっているおばあちゃんで、エステの楽しさや良さ、そして「人生を変えるきっかけ」を提供しているような方でした。それがすごく印象的で、そういったことを一緒にできたらなと思ったのが、この道に進む最初のきっかけでした。

施術に来るというより、遊びに来る人が多い
――今、力を入れて挑戦されていることは?
コンセプトが「高級感あふれるお店」ではなくて、「アットホームで誰でも来やすいお店」を作ることだったので、予定通りちゃんと老若男女に来てもらえています。施術に来るというより、楽しみに来る、遊びに来るという人が多いのが印象的です。
エステに興味がなかったけど、「こういうところなら来やすい」「通いやすい」と感じてファンになってくれる人が増えたらすごくいいなと思っていて、美容の間口をどんどん広げられるようなお店を作れたら、と考えています。
――今日お邪魔して、すごく心地いい空間だなと感じました。内装のこだわりはありますか?
マンションの一室を借りているので、商品棚は自分でDIYで作りました。背面にはロゴが大きく描かれていて、そういったところで「お店感」をより出せるように意識しています。

人脈が尽きた先に、紹介が実った
――これまでで印象に残っている出来事はありますか?
最初の頃は、友達や知り合いにどんどん当たっていく形で集客していたんですが、思うようには数字が上がらなくて。それでも「毎月絶対に新規は取っていきたい」という思いで頑張っていました。
ただ、最初の1、2年でやっぱり自分の人脈は尽きてくるんです。それでも今、3年を超えて4年目に入って、ホットペッパーなどは入れていないのに、毎月新規のお客様が来てくださっている。なんでだろうと振り返ると、しっかりと紹介をもらえているんですよね。ちゃんとやってきたことがやっと実ってきたのかな、という実感を最近になって得られています。
――紹介されるときは、どんな形で紹介を受けることが多いですか?
正直、「施術がどうだ」というところで紹介をもらっているかというと、そうではなくて。「紹介するとメリットがありますよ」という形を、紹介してくれた人と紹介を受けた人の両方に提供しています。紹介してくれた人には施術を1つプレゼント、紹介された人には、紹介してもらったことを理由に割引をしたり、回数を増やしたり。紹介した人もされた人も、お得がある形のサービスにしています。

羊と虹に込めた「誰でも来てほしい」という想い
――ロゴにはどんな意味を込められたんですか?
ロゴは、羊を描いてほしいというのと、虹を絶対に入れてほしいというのがありました。「誰でも来てほしい」という意思があったので、いろんなカラーの人に来てほしいなという意味合いを込めて、虹を入れてもらいました。

しまむらやユニクロに行く感覚で、エステに触れてほしい
――今後チャレンジしていきたいことや、方針として考えていることはありますか?
一緒に活動してくれる仲間が欲しいなと思っていて、美容界のコミュニティを作りたいというのが大きな目標です。
エステって、「女性が行くもの」だったり、「高級感がありすぎる」「綺麗な内装で男の人が行きにくい」だったりするイメージがあると思うんですが、それをあえてなくしたような店舗づくりをしたいと思っています。
「HERMESやLOUIS VUITTONではなく、しまむらやユニクロに行く感覚で通えるエステ」というコンセプトですね。より気軽にエステに触れる人が増えてくれるとすごくいいなと思っています。
そういった意思を広げてくれる人がいると、エステ業界にどんどん広がっていくんじゃないかなと。まずはエステ業界の中で、そういうコミュニティが作れたらいいなと思っています。

――「エステに触れてほしい」という思いをすごく強く感じます。その原点になったエピソードはありますか?
全く美容に興味がなかった自分が、師匠との出会いをきっかけに美容に携わるようになった。それくらいの力を持った知識や言葉かけが、どんどん普及していけたらいいなと思って、ここまで考えるようになりました。
心と体を、美しく健やかに
――エステを受けることで、お客様にどんな変化を感じてほしいですか?
まず、エステティックにはちゃんとした定義があって、「心と体を美しく健やかにし、それを保つ」というのがエステの語源なんです。
クリニックに行って、肌の悩みや顔の悩み、体の悩みを解決できたとしても、体は綺麗になっても、多分心のケアはされていないなと思っていて。そこがエステのすごく魅力的なところだと思っています。
うちのコンセプトである「アットホームな空間で気軽に来やすい」の中にも、心のケアという側面があって、来てストレス発散ができて、プラス施術も受けて体のケアもしてもらえる。エステティックの語源から考えても、そこが根底にあるので、うちに来てもらったときに、心のケアと体のケアの両方をしっかりしてあげられるようなことがしたいです。体だけじゃなく、心も健やかに変わっていってほしいですね。

Merryを応援するには
――甲斐さんを応援したい読者は、どこから応援できますか?
発信しているものを見てほしいのと、直接来てほしいですね!
ホームページとInstagram、あと全然動いていないですけどTikTokもあります(笑)。
――入り口としては、脱毛でもエステでも?
脱毛、フェイシャルエステ、痩身、ボディケア、よもぎ蒸し、(歯の)セルフホワイトニング、眉毛ワックス脱毛と、もうどんなニーズでもいけますよ、という感じです。

できることは、何でもやってみる
――最後に、同じチャレンジャーたちへメッセージをお願いします。
とにかくいろいろチャレンジしてみて、ここまで来られたというのがあるので、「できることは何でもやってみる」とか、興味の幅をどんどん広げていくと、いろいろな視野が広がっていきます。一緒に頑張りましょう!
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